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飛天の酉蔵様、参る・・・番外編


 さて、久々に登場、「飛天の酉蔵」です。 


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「子連れ狼  第三話 ぶりぶりを仕掛ける女!泣くな大五郎」



皆さま、おまたせしました。酉蔵の実写版をお披露目いたします。

真ん中に、大五郎と拝一刀、右手の着流しで羽織の方が酉蔵。
あれ? 「飛天の酉蔵」って「カムイ外伝」の人でしょって、思うでしょ??

ワタシも始めはおやっと思いましたよ。

たまたま、見るとはなしに見ていた古い再放送の時代劇に酉さまが登場するとは。

名前も酉蔵、女を捨てて修羅の道を生きる男装の美女という設定も一緒です。

演じるのは池上季美子です。

放送されたのは、2002年です。10年前ですね。



子連れ狼の原作は小池一夫、作画は小島剛夕です。小島氏は、白戸三平のアシさんだったそうなので、キャラの貸し借りみたいな事もあったんでしょうか?



ただ、役どころは、女郎屋の元締めの七忘物(自称ヤクザ)。仕掛け人ではありません。生い立ちに訳あって母を憎んでいます。

拝一刀は、女郎屋に売られた若い女を助けるために、身代わりに「ぶりぶり」といわれる折檻を酉蔵等から受けます。

見事耐え抜き女は解放され、酉蔵は拝一刀にという・・・。あらあら・・。


子連れ狼ファンにとって、この酉蔵というキャラはなかなか重要なキャラらしく、他にも浜木綿子や梶芽衣子などの演じた酉蔵もかなり秀逸らしいです。かなり美しいとの事。

浜木綿子の画像は見れましたが、梶芽衣子のは見れませんでした。


硬質で冷たそうな美貌の池上季美子は、ワタシ的にはOKでしたね。ちょっとおねえさんだけど。

2ちゃんでは、酉蔵にぶりぶりされたい、男子がいっぱいいましたよ。





子連れ狼はTVでも映画でも、世界的にも売れた作品だから商業主義モリモリしてるでしよ。
小池一夫だし。(笑) 白戸三平の世界の酉蔵とは違うんですよね。

こちらでは、実写の酉蔵が三人もいたけど、劇画連載の時はいたのかしら??

もしいたら、小島剛夕の描く酉蔵ってどんなでしょうね。




余談ですが、「飛天の酉蔵」の画像を探していたら、ワタシの写真やら(笑)猫達やらがワラワラ出てきて苦笑い。













「飛天の酉蔵」・・・

やはりワタシは

「今さら、女にもどれるけぇ・・・。」

と見事に女を吹っ切ってカムイとの最後の決戦に向かう酉蔵が、好きです。

「いとしいヒト、あなたを殺すのは私だけ。」

という、キーワードを以前のワタシは好んで使っていたけれど、それは違うと今は思う。

白戸三平は、そんなロマンチシズムの作家じゃないし、酉蔵もそんなキャラじゃない。



確かにカムイに惹かれはしただろうし、欲情もした。だから、バッサリ切り辛いところもあったと思うし、カムイもなかなか強くて切らせてくれない。だからと言って、人の手はかけたくない。

酉蔵は、仕掛け人に身を落としてはいるが、常に自分の中の正義に忠実に生きてきた。
だから、カムイが本当に悪い奴か見極めたかったんだと思う。どうも悪には思えない。仕掛けを依頼した極楽堂を疑うことしきり。

最後まで正義として生き、そして悪に陥れられ惨殺された父の生き様が彼女の中にはある。

悪しか切らない、のは彼女の人間としてのプライドで、ただ金の為に誰でも殺す人間ではないんだ、という最後の砦だ。

だから、酉蔵はどんなにその身を血に染めても美しい。



私は、まだ酉蔵の最後は記載していないけれど、その死に様はまさに生き様であって少しも美化されていません。
無残な死に様です。



悪しか切らないといっても、所詮 酉蔵は人斬りですから。







子連れ狼でよく使われる言葉、「冥府魔道」を生きた人生でした。


(小池一夫氏の造語らしいですよ。)






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飛天の酉蔵様、参る・・・ 第二十三巻

_____大槍を構える大入道、大太刀をふりかぶる剣士、猿を肩に乗せた吹き矢の男、そしてこん棒を構えた大男・・。そして、周造がカムイの真後ろにいます。

酉蔵はカムイと対するのは三回目です。(彼女はわかっているはずです。カムイの戦いのパターンを・・)


 激しい風が二人を分岐点にして裂かれるように流れていきます。
二人が抜刀したのは同時でした。カムイを鋭く見据える酉蔵、すばやく一刀投げつけますが、カムイはそれよりも早く高く飛び上がります。(お約束ですね。)
唖然とする、首雁衆。そしてその投げつけた一刀は、なんと周造の胸板を貫通します。

グワッ!!

呻く周造も気にもせず、酉蔵タタッと走りこみ回転しつつ着地するカムイに入魂の一刀を斬りこみますが、
ギィーーン!!
それはカムイの匕首に遮られます。
そしてそのまま風のような勢いで酉蔵が斬り抜けた相手は、彼女の忠実な僕(しもべ)、周造です!!

これは、確実な裏切り行為であり、(初めの一刀は事故のフリが出来てもです!)
あわれ周造、
「ど、どうして・・」
口から血を吐き倒れます。

驚くのは、首雁衆も同じことで怒り狂った刃は当然、酉蔵に向けられます。
「き、貴様!」
しかし、大太刀を操る剣士も酉蔵の敵ではなく一刀のもと斬り捨てられます。そして、大入道も槍を投げつけるよりも早く酉蔵の一刀に首を貫かれます。
二刀を投げ使い、丸腰の酉蔵をこん棒を操る大男が襲い、地面を転がり打ち込まれるこん棒を逃れる酉蔵ですが、ついにそのこん棒の一打ちにあわや!!

 カムイは酉蔵のピンチに振り向くものの、吹き矢の男と対戦中です。
酉蔵、危うし!!と思うところですが、瀕死の周造、半身をなんとか起こし、刀をこん棒男に投げつけ酉蔵を救います。


ドッ!

自分の真近に落ちてきた大男にめずらしく動揺したような表情の酉蔵。かなり彼女的にヤバイ相手だったようです。それを救ったのはカムイではなく、酉蔵が裏切った周造です。それも、仲間を殺してまで・・。

酉蔵は、周造を抱き起こします。(最初で最後の抱擁です。)
周造は死のまぎわに酉蔵に言います。

「おぬし、奴にほれたか・・」

「ゆるせ・・・」

めずらしく愁傷な感じの酉蔵です。冷酷な酉蔵ですが、感じるものはあるはずです。
周造は、酉蔵を恨んではいないようです。周造は、酉蔵に生きていてほしいだけです。彼の本懐は遂げられたといってよいでしょう。
心優しい、酉蔵の殉教者です。・・合掌。


 激しい風が吹き抜けていく中、放心したように立ち尽くす酉蔵・・・。

足元には、男達の血みどろの死蓋・・。
これこそが、貴女がが選んだ修羅の道ですよ,酉様・・。

___彼女にカムイを殺す気はあったのか?
私は、あったと思います。ただ、他の者に殺させたくなかったのだと思うのですが・・。結果的には助けたかのような展開です。

・・・まるで、ヒシアマゾンのように?

「愛しい方、貴方を制するのは私だけ・・」

酉蔵の場合は、__貴方を殺すのは私だけ__となりますね。


さて!放心している酉蔵をよそに、カムイはというと高い松の枝を猿かムササビのように渡り、どこかへ行こうとしています。それに気付いた酉蔵、後を追います。

二人はどこへ?

どうやら、江戸へ向かったようです。

それにしても飛天の酉蔵、まるで韋駄天のような走りっぷりです。

ほんと、この人カッコイイです・・・。

飛天の酉蔵様、参る・・・ 第二十二巻

「稲葉屋さん おわかれでごぜえやす・・」

ここは、街道の茶屋。
旅装束のカムイが、稲葉屋の主と別れの挨拶をしています。

カムイは旅立つ事で、自分を渦中にした無駄な殺し合いが起こるのを避けたいのです。
自分にかけられた仕掛け、そして執拗な追忍の追跡。

「では ごめんなすって・・・・」

街道を他の旅人にまぎれるように歩くカムイ。
その後を追う、忍犬・・。

そして街道にそった川の上では、周造と首狩衆を乗せた渡しがカムイを追っています。

今にも沈みそうな大きな夕日が、不気味に五人を照らし最後の決戦がすぐそこに迫っている事を告げています・・。

              


             



「フフフ、この辺でケリをつけてえと思ってな・・・・」

人気の無い草原にさしかかったあたりで、酉蔵がカムイの前に現れます。

「おめえさんかい・・」

カムイは、酉蔵に江戸を自分が去るのだから辻褄が合うだろうと再度さとすのですが、聞く酉蔵ではありません。


「それではどうしてもやり合うってわけですかい!」
「半金はもらっちまったんでぇ、もうあとには引き返せねえもんでねえ。」

酉蔵はずっと、含み笑いをして強がって見えますが・・
・・彼女の心中察すると痛ましいものを感じます。

先程の渡しも程なく到着し、五人の男達が酉蔵のもとにはせ参じました。

「酉蔵どの、加勢いたす・・」

五人衆はカムイの後ろをぐるりと固め、カムイを挟んで酉蔵と相対しています。

「おう、要木さんかい・・」
とくに何の反応もなく、酉蔵は周造の加勢をあっさり受け入れました。

「ありがとうよう!」
酉蔵は笑顔すら周造に見せます。
初めてみる女王様の機嫌のよさに周造、まかせろ!とばかりに抜刀して刀を掲げ、

「なんの!」

カムイの真後ろにつきます。

__晩秋に吹く強い風を野分といいます。

画面はぐっとロングにひかれ、まさに野分荒れ狂う草原での決戦が始まろうとしています。

風は酉蔵の追い風となり、風下の五人衆は抜刀し、酉蔵とカムイの動きを待っています。




                

・・・ねえ、酉蔵、今何を思う・・?


飛天の酉蔵様、参る・・・ 第二十一巻

晩秋の風景を写す川面・・

屋形舟の中で、酉蔵と極楽堂の密談・・。
極楽堂は、カムイの殺しを酉蔵に急いているようです。

「極楽堂の、ひとつ聞きたいことがある・・・」
「奴は本当に極悪人(わる)なんだろうな・・」

「エッ!」
ジロッと睨む、酉蔵に
「そっ、そりゃあ勿論で・・」
必死に酉蔵に吹き込む極楽堂・・。

どうやら、仕掛けは「極悪人」だけという約束事があるようです。

               


                 


一方、江戸にまたもや無頼の輩がやって来ます。

天空を飛ぶ鳶すらも、槍で一撃でおとす強者、猿を操り吹き矢を武器にする者、長いこん棒を操る者、そして大太刀を背にした形相も鋭い剣士・・


彼らの恐ろしさは、黒縄党という野党との斬り合いで思い知らせられますが、彼ら「人狩りの首雁衆(すがりしゅう)」という四人の賞金稼ぎは、なんとあの要木周造が酉蔵のために呼んだ助っ人です。

なんども仕掛けをしくじる酉蔵のために周造ついに行動を起こしました・・。

けれど、あの気位の高い女王様は、周造の助けを快く素直に受け入れるでしょうか・・?

飛天の酉蔵様、参る・・・ 第二十巻

・・・酉蔵は思いにふけるようになります・・。

酉蔵が見た夢は、あまりにリアルであったため、ずっと酉蔵を捕らえて離さないようです。

おもんの用意した膳にも手を付けず、おもんを以前のように抱くこともありません。淋しそうなおもん・・。
そっと、酉蔵の肩に寄り添うおもん・・・つれなく酉蔵はついと立ち上がり、庭先を見ながらごろりと横になり・・・
「あれが夢なのか・・」
カムイとの激しいセックスを思い出しています・・。


このシーンではは、あらたにセックスシーンが三ページも加筆され、さらに話題のシーンとなったようです。

これは、単なる読者サービスということでないと思います。
酉蔵の今まで無理やり押さえ込んできた女としての欲望が、カムイによって覚醒させられ、激しく噴出しているという事を描いているのです。


自分が好きになった♂に、好かれ求められたいのは、当然の♀の欲望ですから・・。

愛とは別にして・・・。

立場や環境、あらゆる壁を除外して、酉蔵が「したくなっちゃう♂」の存在がカムイ。

酉蔵がカムイを求めようにも、そこには二重の壁があります。

まず、自分は女であってはいけないと律している事の壁、もうひとつは、自分の生業である殺しのターゲットであるという壁です。

・・酉蔵は、ただ、甘い妄想にひたっているわけではありません
自分のなかでの葛藤に決着をつけようとしています。

ある夕刻、酉蔵はある決意を決めます。

箱膳に金子が積まれています。
「五百両ある。おめえの好きにしねえ。」
後ろから、そっと羽織を着せてあげるおもんに酉蔵はいいます。


いつものように黙って仕度をてつだうおもん・・。刀をひざまずいて差し出すおもんの眼は酉蔵の視線を求めていますが、酉蔵はおもんと視線を絡める気はないようです。

酉蔵の顔つきはかつてない凄味をみせ、おもんは思わず酉蔵の背中にすがりつきます。

・・・おもんにとって、酉蔵は至上の男であり、人生のすべてです。
金子を積まれたところで吊り合いの取れるものではありません・・。

酉蔵もおもんを不憫に思うのか、

「もう、もどらねえ・・」

肩越しにそっと言います。

そして、酉蔵の決めた道はこれです。

「今さら女にもどれるけえ・・・」

これは、心のつぶやきであって、声に出したわけではありません。
酉蔵は、一度も振り返らずに家を出ていきます。

おもんはいつまでも、いつまでもその後ろ姿をじっと泣きながらみているだけでした。

そして、五百両の金子のまえでへたりと座り込みます。

・・・夜もふけてきました。

小さなおもんはどうしたでしょう。

はじめて酉蔵の家に来た時に、死んでみろといわれすぐさま首をくくろうとした梁にひもをかけ、彼女は首をつってしまいます。

小太刀をなげて、ひもを切って助けてくれた酉蔵はもうここにはいません。

・・痛ましい死です。

弱い無力な女を酉蔵は否定しました。(その象徴が、おもんとの絶縁です。)

そして、さらに覚醒した自分の本能も封印し、彼女が進むのは孤独な修羅の道です。

・・・野分吹き荒れる地獄ヶ原・・

さあ、一緒にまいりましょう・・。








プロフィール

Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

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♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
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