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飛天の酉蔵様、参る・・・ 第九巻

天上には、猫の目のような半月がかかっています。 橋の上では、まだ人の往来も多く、先程の死闘からさほど時刻もたっていないようです。


 ・・今宵の酉蔵は荒れています。すさんでいるようにも見えます。(二人の町人が怪訝そうにふりかえり酉蔵を見ています。)


__そりゃ、そうです。」仕掛けはしくじる、師匠には全否定され・・・。それにしても、あの三郎ってやつ・・ってカンジかな


向こうから、いかにもがらの悪い六人連れがやってきます。いずれも大男ばかりで酔っているのかゲラゲラと笑い声をあげています。


 「フハハ若えの、かわいいじゃねえか・・・」


「グハハどうでえ、今夜つき合わねえかい。」


 ・・・よせばいいものを、ほかにも卑猥なセリフをはきながら酉蔵をぐるりと取り囲みます。


「たっぷりかわいがってやるぜ・・・」


ひとりの大入道のような男が酉蔵に背後から絡みます。


左手は首に、右手は着物の襟から酉蔵の胸元に・・・


「そのきたない手をとってくんねえかい。」


「何を!とりたきゃてめえで取ってみろい。」


 ・・・音もしませんでした。酉蔵は左手で一本刀を抜いただけです。


 「ウワワおれの手が・・」


 彼の左手は吹き飛んでイキマシタ。


 「野郎!なめやがってこのガキ!」


チンピラ、バラバラと刀を抜いて身構えますが・・・ なんの音もない見開きのページに、一瞬の間に六人の男を切り捨てる酉蔵の姿。顔をそがれたもの、足を切り落とされたもの、手指を切り落とされたもの・・・。まさに阿鼻叫喚の地獄絵と化した橋の上・・。


 刀を静かに納める酉蔵・・


__このコマは象徴的に描かれています。


人物を作画するとき、まず裸体を描いていきます。そうでないと、着物のしわとか、ひだとかリアルな感じがでないからです。このコマの酉蔵は、明らかに女のカラダとしての下地があるようです。


「なめるんじゃねえぜ・・・」


このコマはまた男のカラダに戻ります。


 泣きうめく男達を後に振り返りもせずに立ち去る・・酉蔵。 そんな酉蔵をまたも魅入られたように見送る、周造。


「あの妖しいまでの美しさ・・」


酉蔵・・・麗しの地獄の天使

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Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

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♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
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