スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コードネームはジョセフィーヌ

20080129121654.jpg


世界一泣き虫の殺し屋、二キータ


コードネームはジョセフィーヌ・・・


一般人として暮らす時はマリー、なんと看護士という設定になっています


 


27


仏映画「二キータ」の事は以前も少し書きましたよね。


(私が二十代後半によく見た映画です。ビデオとDVDを持ってるあたり、お気に入り度がわかるでしょ?)


この写真は、彼女の卒業試験でもあった要人暗殺の後の、逃亡の為の銃撃戦であります。このシーンは映画の前半の最大の見どころでもあります。


二キータは、善悪の判断もつかない野獣のような不良娘でしたが、政府のエージェント達によって磨かれ育てられ、ひとりの有能な秘密工作員として生まれ変わりました。そして、この暗殺は二キータの巣立ちのための残酷な儀式でもあります。


23才の誕生日、エージェントのボブ(渋い魅力のチェッキー・カリョ)に高級レストランでのディナーに連れ出されます。シックな黒のミニドレス、入念なメイク、優しいボブのエスコートにはしゃぐ二キータ。組織に連れてこられてからの初めての外出です。


そしてバースディプレゼントを子供のように夢中になって開けると銃が入っている。


二キータの顔が一変します。さっきまで笑顔で二キータをエスコートしていたボブは声のトーンを落とし、要人暗殺指示と逃亡の経路だけ伝えると席を立ちます。


取り残されたその時の二キータの悲痛な表情・・・。暖かな心のふくらみが一瞬にしてつぶされ、彼女を地獄の使者に変えてしまったのです。


ここは私のもっとも好きなシーンであり、かわいそうだけれど、とても二キータが魅力的なシーンでもあります。


彼女は苦悩の表情のまま、覚悟を決めたのかゆっくりと黒い手袋をはずしていきます。そして予備の銃弾をなんの躊躇もなくドレスの胸元に突っ込み、まるでトイレにでもたつかのように、まっすぐ要人のテーブルへ歩いていきます。


そして黄色いドレスの女とおしゃべりに夢中な中国系の要人の胸元にドン!(両手でしっかり銃を構えています。)そのまま、角度を変えて、あわてて銃を抜こうとする要人のボディガードにもドン!


巨大なホールは大騒ぎになり、たくさんの客は蜘蛛の子を散らすようにパニックになって逃げ惑います。当然、追手が何人も彼女を追います。指示どうり、窓から逃げればその先に車が待っているはずなのに、その窓は壁でふさがれています。絶望と恐怖で泣きながら壁を叩く二キータ・・。


そしてこれからが彼女のスゴイ所なんですが(恐るべき生存本能というか)、追手の足音や声を聞きながら彼女はまるで戦場さながらに忙しい厨房に逃げ込みます。追手からの激しい銃撃にパスタやキッチン用具が散乱する中、ひとりで応戦します。(追手は複数、マシンガンを持込むものもいます。)調理台に身を隠し、次々と銃弾を装てんしながら撃ちまくります。大男達もいつまでも小娘ひとりに手を焼いてるわけにはいきません。撃たれ倒れているのは追手ばかりで、二キータは一発も当たっていません。かなり苦戦しているのは彼らの方なんです・


でもさすがの二キータも弾切れに半泣きで鼻をすすり上げています。そして、彼女に向けられる火炎放射機(!)に気配に彼女もじりじりと動き出します。厨房が炎に包まれたのと彼女がダストボックスにダイビングしたのは同時でした。(無事、数メートル下の生ゴミの中に落ちて生還)


この後、泣きながら雨の夜の街を裸足で組織に戻ってからが、最高に彼女らしくておもしろいんですけれど。


あと私の好きなシーンは、彼女が始めてアパートを借りて暮らし出す頃のとか・・・。


当時、ちょうど私も都内で一人暮らしを始めたばかりで、部屋探しやら仕事探しやら、感情移入してたみたいです。


あまり重要な任務もなく、恋人もできて普通の女の子のように暮らし出すあたりは楽しいキュートなシーンが満載です。初対面で気に入ったスーパーの新米のレジ係の男をとっとと部屋に誘い(それも、まだペンキ塗りかけ、テーブルはダンボールのスゴイ部屋)お食事しながら押し倒して食べちゃう(笑)アグレッシブぶりが当時の女性誌で話題になってました。(お相手はその頃人気のジャン=ユーグ・アングラード)


やはりヒロインがどんどん魅力的変わっていくのはおもしろいし、アンヌ・パリローという女優さんはほんと不思議な魅力のある人です。(実は、10代の頃からのファンでして・・・すっごい美少女だったんですよ!!!)


でも、楽しい日々はあまり続かず映画はどんどん暗黒に流されていきます。


予告なしに入る、殺しの指令。たとえ恋人とベッドルームにいても。いぶかる恋人にも何もいえず泣くばかりです。


後半最大の見せ場はあるチームで行うミッションの失敗です。ここには、おなじみジャン・レノの壮絶な殺し屋登場。仲間同士ののしり合い、パニックになりながら続行される任務。なんとか逃亡するも、仲間は全て死に、ぼろぼろに疲れた体でシャワールームにへたり込む二キータには、もう限界が見えています。


そして恋人のベッドにもぐりこむのですが・・。彼は「すべて知っているよ・・・」二キータを優しく愛撫します。辛い仕事をさせられて・・・と慰める彼の言葉に二キータは泣きじゃくります。


彼は、彼女にとって「この世で見つけた、たった一つの愛」と二キータは語っています。


そして朝、二キータは姿を消します・・。手に入れた重要機密は残して。


(残された男達の淋しそうな事・・。恋人と、二キータを育てたエージェント。彼も彼なりに彼女を愛していました)


当時、私にはフランス映画好きの友達がいて(ちょっとフランスかぶれのヒト498)彼女と私ではこの映画の見どころがまるで違いました。彼女は私が熱く語る銃撃戦なんかより、ラストの明け方のベッドシーンのほうがどんなに素晴らしいか語ってました。オトナの女だったんだなぁ・・・


いまなら、そのシーンの素晴らしさの理解はできますが(笑)、私はやっぱ銃撃戦でいいです。


 

スポンサーサイト
ゲームの設置方法

Comment

非公開コメント

プロフィール

Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

automatic translation
English
♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
ブログ内検索
カテゴリー
RSSフィード
リンク
月別アーカイブ
最近のトラックバック
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。