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ウナの野生の血

ブログの為に 602  

このスリッパはアタシの!!といわんばかりのウナ・・

(2008年10月17日頃)

この頃、検査をしていればもう少しマシな状況だったかなと悔やまれる・・

慢性の腎臓病

しかしまだ兆候はなく、元気の塊のようなウナっぷり!だった・・

ダメな飼い主の私は気がつくと手遅れである・・

 

38

 

3月9日、ウナをお迎えに行った。

数値はほぼ正常範囲に戻り、あとは通院、投薬、皮下点滴、食事療法・・・。

入院時食べていたものを一週間分買い、薬、腎臓病用の食事のサンプルなどももらって帰る。

家に着くやいなや、ウナはまっしぐらに階段下の物置に逃げ込んだ。

心を落ち着けるためだろうとそのままにしておいた。そして、南側の廊下から外へ出て行った。

きっと、行くべきところがウナにはあるのだろう。

他の猫達はいつも通りに見えたけれど(入院中も)、人間が気がつかないだけかもしれない。

退院した日から、懐かしいウナのご飯頂戴コールや(ナーウ、ナーウ・・と甘えた連呼)、お帰りなさい爪とぎも復活した。

ただ、食事は進まず、食べたがるわりにあまり食べられない姿に心は曇った・・。

入院食はあまり食べず、いつもの猫缶を少し食べた。いろんな物を試しては見たけれど、同じだった。

トイレには、小さなウンチしかなく、小さな食事と小さなウンチが悲しかった。

「ああ、またウナだよ!なんでかくさないんだろねぇ!!くさいったら!!。」

すますと脱兎のごとくトイレから駆けていったものだった。

母が悲鳴をあげるくらい大きく臭いウンチはクロッケといい勝負だったし、最近は洗濯物干し場の足元によく乾いたウナのウンチがあり、小さなカラダに似合わない旺盛な食欲を物語るものだった。

朝、私が起きるのをベッドサイドで待っていて、起きると廊下の皿の前で待機するという懐かしい習慣も数日復活した。

退院翌日の朝など、私を起そうとか、通勤用のバッグをバリバリといで私を起こした。

そして食後にウナをタオルでグルグル巻きにして投薬。これはいつもとても嫌がり、それでも名前を呼ぶと戻って来てくれて私に掴まって投薬されてしまうという・・・。いつまで私を憎まないでいてくれるか自信がなかった。

この薬は、ACE阻害剤といい、腎血管を拡張させてくれる薬だそう。バニラ風味で、いったん口にいれても吐き出さない。これは、老廃物を少しでも流しやすくしようという試み。

(因みに活性炭を使った吸着剤もあるそう・・こちらは不味いらしい。)

こんな日々が続いて6日後の15日、なんとなくウナが、返事なんかだるくてできないよ・・とでいってるような目をしていて脱水しているのではないかと心配になり薬をもらいがてら、強風の中ガタゴト通院。

先生は脱水していないというし、私的には皮下点滴をして欲しかったのだけれど、それはなしで薬を二週間分と今度はドライフードや、別のアルミパックの食事やら買って帰る事に。月末にまた来るつもりだった。

ウナは相変わらずあまり食べれない。

16日の夜は「最後のお帰りなさい爪とぎ」があったと思う。

17日、二階に上がると水を飲んでるウナの後姿、飲み終わるとすぐとなりの元兄部屋の押入れの中に。私に一瞥もなく。その夜、私のベッドの中にもぐっていたり、よく駆け上がっていた私の部屋の押入れの中にいたり移動はよくしていて、夜一緒に寝れるかなと思ったら、寝ている布団の上にブッチがドサドサ乗るものだからいつの間にかいなくなっていた。

18日日の朝は薬だけ・・。痩せたカラダが必死に抵抗して、もう薬はやめようと思いつつも投薬。その後、南の廊下の窓際に逃れるように隠れた。

18日の夜、押入れにいるウナを何度か見に行った。始めは、上の段。次は窓側。今度は下の段。もう食欲すらなく、興味もないようだ。水だけはかろうじて飲みだす。口から透明な唾液がたれている。口や食道に潰瘍ができてきたのだろうか?

いままでの、治療ではあるけれどウナにとっては受難でしかなかったであろう、数々の無礼をわびるように背中や首筋を丁寧にマッサージをした。もう鳴きもしなければ、あの以前のような私に対する関心に満ちたグリーンアイで見ることもなかった。ただ、呼吸が安らかになったような気がした。

図に乗った私は、ウナを押入れから抱き上げて見た。

ウナは弱々しく抵抗し、顔をそむけ、搾り出すように二回鳴き声というか、うなり声を上げた。

いやだ!とはっきりウナは私に伝えた・・。

私はウナがこのまま持ちこたえれば、月曜日になったら、2日間持ちこたえられれば!

また病院に連れていってしまうだろう、と思っていた。そしてウナの大嫌いな点滴をしてしまう。ウナはそれを感じたかもしれないし、私をもう憎んでいるのかもしれないとも思った。

最後見たウナの目。押入れの壁側向いてはいたけれど、肩越しに振り返った目・・。弱々しいまなざし。でも私を見ている目だった。

19日の明け方、4時くらいに目が醒めて押入れを見に行った。

ウナはいなかった。家中さがしたがいなかった。

外へ出見た。名前を呼んでみた。

朝、出勤前に家の周りを探してみた。あやまって、二階から落ちてしまってはいないかと思って。

まあ、ウナにそんな事はありえないし、そこまで衰弱してはいないと思う。

ウナはいなくなってしまった。

夜、私が帰ってきても、ウナはいなかった。

私は、近所中を探したりはしない。ウナは自分の意思で出て行った。

どこか、落ち着ける場所(きっとウナの事だからアタリをつけていたに違いない)で静かに死を待つつもりなんだと思う。

淋しいけれど、ウナの野生の血には感服する。

自分で動けるうちに出て行かないと何されるか解かったもんじゃない!ウナは判断したのかも・・。

悲しみと安堵が半分半分。腎臓病末期の猫の死の痛ましさは知りすぎている私にとって、ウナのこの野生行動は以外だったけれど、ありがたくもある。

最後のお別れは省かれてしまった。

涙を流せる権利はウナから取り上げられしまったようだ・・。

 

続きます・・・

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Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

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♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
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