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もう途中ではない、崖っぷちのVicさん。

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コチラの方、ご存知「太宰治」です。

あなたはお好き?

 

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先日、TVで「私(女)の愛した作家 太宰治」というのをやっていました。(NHKです)

第一回ということで、角田光代氏が「ロックな作家」というテーマで語ってました。

別に、太宰の小説がロックンロールな作風でも、太宰がアナーキーなロック野郎とか、執筆の合い間にライヴを・・(笑)とかではないのです。はは・・。想像したら笑える。失礼しました。

彼女が語るには、太宰の作品にある「途中感」にあるそうです。

途中感・・・・・本当に上手い事をおっしゃる。

そうなんですよね。作家の方の独自の視点と、理知、これに出会うために本を読むという事を久しくしてなかったなぁ・・と思いました。

そうそう、太宰にもどって。

思春期に、恐ろしくはまりこみ、大人になるとまた距離は置くものの、ヤハリいいっ!!と再認識したり、キライな人はとことんキライで避けようとする・・というところもロック音楽に似ていると言っていました。

まあ、太宰治は「破滅型」でもあるし生き方自体はロックかな・・・・・

私は、やはり一通りは読んではおりますが、一般常識程度で読んだような・・。あまり記憶にない。[走れ、メロス]は教科書だし。教科書載るのは太宰じゃない。(笑)

漫画の世界に置きましても、「太宰治」という名は、シリアスにもギャグにもされ、よく登場したものですし、知らねば恥みたいのはありました。

 

アンニュイな夏休みの夕方、閑をもてあまし町の小さな書店へ。16歳のワタシ。

自動ドアを出る所で、漫研の先輩と擦れ違う。クールでボブヘアの良く似合う先輩。

「何買ったの?」

「太宰です。」

「暗いわね。」

 

これだけの会話なんですけど、今だよく覚えています。

子供同士がっっ、、と今だとチャンチャラおかしいんですが、二人ともかっこよくちょっと大人ぶっているムードがありました。

「太宰」と言ったよ、ワタシっ!!しかも呼び捨てっ。カッコイイ!!

先輩も「暗い」の一言でバッサリ切ってくれて。ワタシ達って大人っぽくない???

 コドモね?。(笑)

 

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角田氏が思春期にとくに好きだったのは、「女性徒」という作品だそうです。

これは読んだ事ないなぁ。

「どうしてこんなにワタシの事がわかるのっ!!」

というくらい夢中になったそうです。あと「待つ」という話にも途中感がよく出ているそうです

番組中、室井滋が読んでくれたんですけど面白かった。

でも今更、読むのはイヤだなぁ。

「途中感」を今はまるで感じられないし、今更、思春期ではないし。

どうする自分っ!!という強迫観念がいつもあるし、選択肢もちょっとしかないし・・・・・

たぶん、今、太宰を読むと「イラッ」とするんではないかな?

ただ、角田氏の力説する「途中感」というものはものすごく共感するし、彼女のような女(ヒト)は大好きだし、ずっと語りを聞いていたかった。

太宰って、永遠に途中な感じで、文豪って感じがしないって。(笑)

 

 

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ワタシはどちらかというと、太宰の作品よりは人として、男としてのだらしなさのほうに興味があったようで、太宰をモデルにしたと言われる小説「戻り川心中」に夢中になりました。

TVでは、田村正和、映画では萩原健一が女と心中する作家を演じましたよ。

 

田村正和の「戻り川心中」はそれはそれは素晴らしく、田村の演技は悶絶ものでした。

「奥さん、僕は貴女を愛してしまった・・。」

と蚊帳の中の師匠の美貌の妻に夜這いをかける正和サマにはもう、コムスメながら興奮いたしました。

女を待つときの表情とか、もう最高。

初心な女学生、恩師の妻、他いろいろな女達・・・。

いろんな女達が彼を愛し死んでいきました。男への愛を断ちがたく、出家までした女もいた・・。

だって正和さまだものっっ・・・。仕方ないわよっっっ!!当事のワタシは思った。(笑)

 

 

太宰といえば、女々しさの代名詞のように言われることもあるが、女はそういう男を嫌いではないようです。

若いうちはもてるし。オシャレで小奇麗、ソフトなムード・・。知的なトークってか??

それと母性本能って奴も適度に助長するし・・。

でも、♀の本能としては回避しなければならない♂の種なのですけれど。

そういう♂は、自己愛が強く、♀や自分の家族よりも自分を大事するかもしれないし・・。

♀が安心して巣をつくり子を産み育てる環境を作ってくれないかもしれない。

途中感を持たない=完成した大人の♀

は絶対、相手にしない。嫌うし。万が一、そんな♂を愛してしまったら、逃げる(出家するとか、離婚)とか根性を入れ直して改造するかしかないと思う。ヒモ化してもあきらめて、♀自らを改造して根性入れる。(笑)

好きだけど、結婚までは・・・・

という健全な♀としての危惧はやはり本能からの危険予測なのね。

そんな感情を持った事も、プロポーズもされた事もないワタシが言ってますが・・。(笑)

 

途中感・・・・・

まだ人生が無限に広がってると思われたあの頃・・。

そんな懐かしい時代を思い出しましたとさ・・。

次回は、なんと「辛酸なめ子」先生です。

ああっ、楽しみですぅっっ。

 

そうそう。太宰は蟹座かと思ったら、双子座でした。

でも、すっごく蟹座寄り・・。

なんで蟹座かと思ったかって??

ワタシの父に感じが似てるんだもん。

 

それと、もうひとつ。

太宰を扱った、おもしろい漫画があります。

佐々木倫子の「おたんこナース」の一巻に収録されています。

「カルテ? もしやあなたは」

主人公のナース偽鳥ユキエは、夏の休暇の最終日を太宰全集を読んで過ごした。太宰への思いを募らせながら病院に戻った。

(高校時代の憧れの人が太宰を好きだったのだ)

ある日太宰治そっくりの入院患者が現れ、太宰治ファンの内科医や、偽鳥は、ため息の日々・・。

まるで彼の回りだけセピア色の空気にそまったかのようで、着物姿も話し方も声もイメージそのまま。

内科医は、彼が津軽出身であることにも感動し、カルテに出身地まで書き込むしまつ。

似鳥は妄想する。太宰が入院していたら美人の着物姿の愛人がお見舞いにきて・・

彼に酒を飲まそうとする愛人とそれを止める自分との妄想・・・・・・

「・・・わかっています。けれども、あえて酔って思考することが今の太宰には重要なんです。

 彼の思考ひとつが 今の文壇にどれほどの影響力を持つかご存知?」

(ワタシはこのセリフが好きだったなぁ・・)

愛人と口論していると、そこへ生活に疲れきった妻が登場して・・・・・・・と妄想も盛り上がっているところ、思いっきり現代的で元気な妻が登場・・・・おてんばな双子の女の子を連れて。

まるでイメージが違うことに、ナースはすっかり夢から醒めて、落胆しながらも勝手なイメージの押し付けを反省する。

ついに彼が退院する日がやってくる。もう太宰から開放されるんだと彼女は思う。

廊下でお別れのあいあさつをする、家族とナース達。

「ではこれで。」

彼らは去っていく。伏し目がちな似鳥、淋しそうだ。

ふと、彼は振り返ると偽鳥に歩み寄る。

そして一言、太宰そっくりの顔で言うのだ。

「グッド・バイ」

一瞬、呆然とする偽鳥。

 

はっと我に帰る偽鳥だが、家族らはもう通路の遠くにいて、普通の幸福そうな家族だ。

 

もしや、あなたは・・・

やっぱり  あなたはあの・・・・

 

似鳥の妄想はまた始まり、仲間達はドン引きである・・・。

 

 

 

途中感あふれる、偽鳥ユキエの活躍、ぜひコミックでどうぞっ!!

てなぜか、宣伝。ワタシは佐々木倫子氏が、漫画スクールに入選したときから好きなんでした。185

たぶん佐々木氏は太宰が相当好きなんじゃないか、と思われます。

太宰治ファンの人にはお勧めですよ。妄想とはいえ、愛人と似鳥のバトルは秀逸ですよ。リアルで。

 

 

 

 

 

 

 


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Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

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♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
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