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クロッケは静かに眠りにつきました。

南からクロッケ1

南から来るクロッケ・・まだ9月19日だから、元気だった頃





クロッケが、夕べ亡くなりました。享年、15歳、人間で言えば76歳くらいですかね。

今月半ばくらいから目に見えて弱ってきて、食事は受け付けず水だけしか摂らなくなって10日ぐらい・・。

クロッケが腎臓を患っているのは前から気が付いていて、多飲多尿や息にアンモニア臭があったり・・。いままで、何匹もの猫さん達を医療にかけて、獣医も何回か換えたりしてきました。私も完璧な飼い主ではなかったし、獣医さんばかりは責められないのだけれど、獣医学に不信感は残ってしまい、クロッケはできるだけ自然に死なそうと考えてました。

クロッケが食事を摂らなくなったとき、ネットで終末看護の記事を読んでから、その思いはさらに強まりました。

北欧のほうでは、身体が水分も食事も摂らなくなったとき、ただ静かに見守る終末看護があるとか。身体が末期の症状になると、脳内にモルヒネのようなホルモンが出て、苦しまずに死ねるというのです。

クロッケは、だんだん衰弱しては来ましたが、苦しそうな様子は見せませんでした。10日ぐらいから危機感があって、親戚に泊りがけてる母に早く戻るように電話したり、その日、弱々しく玄関に出てきてずっと見送るクロッケを何度も振り返り、これが最後か、と思う事もありましたが、帰宅するとストーブの前で眠っておりました。

食べなくなっても水分は自力で飲み、おしっこもきちんとトイレでしていました。
私の2階の部屋に自力で上がることもなくなり、押入れに入ったり、ストーブの前に戻ったり、中間地区のお布団の上で寝たりの繰り返しでした。日差しのある日は外へ出て敷地内で日に当たっていたりしたそうです。穏やかな老後と言う感じでした。

ただ、日一日と弱っていくのは確かでした。

でも、昨日の朝は少し違いました。彼の毎日の日課だった事が久々にありました。毎朝、私が起きると「こっち、こっち。!」とでも誘導するように先を走り、トイレで一緒に過ごす「トイレでのひととき」が再現されました。私がトイレに向かうと、ヨロヨロ立ち上がり、ふらつく足で横揺れしながらトイレに入ってきました。いつもだったら、足元をすりすり八の字にすり回り、尻尾をピンと立てておしりをさすって、と子猫のように甘えるのですが、もう立っていられず足元に崩れ込んでしまいました。しばらく、私も彼をさすってましたが、またストーブの前に抱いて寝かせました。今朝は、猫トイレも使った様子もありませんでした。

私は、その日最後を強く意識しましたが、翌日は休みだからこの間のように一日そばにいるよ、と言い、出勤しました。

夕方、母に電話すると虫の息だと母が言い、電車を待たずにタクシーで駆けつけましたが、もう意識が昏睡しているようでした。

母は、タクシーの音がしたときはまだ首を上げたりしてたというのですが、私が抱き上げてストーブの前に連れて行ったときには開いた目は瞳孔がほとんど開いていました。母が、嗚咽しながら私をずっと待ってたんだよ、と感極まっていましたが、私は何故か冷静でした。

母が、大声で呼べとか騒ぐのを遮って、頭をクロッケと同じ位置まで沈めてずっとなでていました。心は穏やかでした。

ときどき、話かけたりしながら、まだ静かに呼吸するお腹をなでたり、まぶたを閉じようとしたり、ときどき心臓の鼓動を耳を当てて聞いていました。4時間くらいそうしてました。ときどき、足を動かしたり、ヒゲや耳を動かしたりしてまるで夢でも見てるようでした。

11時少し前、自室に連れて行こうとしたときです。身体を起こそうとするかのように、頭を挙げ前脚を動かしたので

「クロッケ、起きるの?。」

と私は思わず言いましたが、口呼吸を始めた彼を自室へ寝ていた布団ごと抱いて行きました。

部屋に着くと、軽く一度反り返るような姿勢をして呼吸が止まりました。瞳孔は完全に開き、暗黒に閉じられました。

弱々しい鼓動はそのあともずっと続いていて、枕元のクロッケを寄せて私も眠りました。

今も眠っているかのように、そばにいるのですが、今日は一日こうしていようと思います。


我がままを言わせてもらえば、最後の「ニャア。」が聞きたかったよ、クロッケ。



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Sister Victoria

Author:Sister Victoria
いつも訪れてくださってありがとうございます。

<今日の一言>

3月 13日 (金)

いやはや、早いもので明日はホワイトディです。

今までは、バレンタインはひとりでしたが、今年は複数です。今年は、6個買ってます。おお!

ファーストとセカンド、完全に間違いましたね。(笑)

まあ、こんな間違いも経て、大事なものを再認識するのですよ・・。てへへ。

まあ、こらしめに残しておきます。シェリごっこは、終了かな。

*****

2月 8日 (日)


26歳の頃、初めて「シェリ」を読んだ。

レアはとても大人に思えた。今、レアと同世代になって

レアのような恋ができるなんて幸せ。

彼を大事に思って、生きていきます。彼の母親に敬意を

払いつつ・・。






***************

この一言は残します。



秋の陽だまりに眠るクロッケを忘れないために。

それと、私にとっての断捨離のために。




10月 8日 (水)

わりと、残暑の残る秋ですね。

日中、部屋にいると汗ばむのです。

新しい仕事も落ち着いたのか、頭の整理もついたのか、変な夢も見なくなりました。

黒猫クロッケの老いを最近ひしひしと感じる。この秋も悔いのないように彼に接しよう・・。

この世で一番私を気にして生きていてくれる大事な存在。

あっちの彼は(笑)、世界で一番私に気にしていて欲しい人。少しくらい放置しても、他に愛がたくさんあるみたいだから大丈夫です。(笑)

クロッケは今私の部屋でお昼寝中です。

彼の寝息が聞こえる、平和な秋のお昼どきです。

今日はこれから、美容院です。

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♥. ♠. ♣Alice
愛のカレンダー
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